COLUMN-10空き家に残った家財を上手に処分しよう

空き家に残った家財を上手に処分しよう

空き家の家財は処分を行わないと、売却も解体もできません。空き家の活用や売却を考えているのであれば、家財処分について検討することをおすすめします。

一言に家財処分といっても、家の中には普通ごみ、家具や家電など様々な種類のものがあり、それぞれに処分方法も異なります。
ここでは、どういったものが空き家に残されているのか把握した上で、処分方法についてご紹介します。

自治体のゴミ回収で処分

着手できる方法として一番に思い浮かぶのが、自治体のゴミ回収に出すことです。自治体のホームページ等で分別、回収日を確認し処分しましょう。大型のものは有料となることもあるので注意が必要です。
家電については、家電リサイクル法で廃棄方法が決まっているものがあります。リサイクル対象のものとして、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などがあります。これらは、家電量販店に引き取ってもらうか、指定引取所への持ち込みをしなければなりませんので、確認のうえ処分してください。

売却して換金する

まだ使えそうなものは、フリーマーケットやリサイクルショップ、ネットオークションで売却するのはいかがでしょうか。
ものを持ち込んだり、ネット上に掲載する手間がかかり必ずしも売れるとは限りませんが、家財処分にはお金がかかりますので、手助けとなってくれるかもしれません。

業者へ依頼

コツコツ自分で処分できればよいですが、時間がとれなかったり、骨董品や美術品など処分に迷うものも出て来る場合もあるでしょう。
そういった場合は、不用品回収や、専門の業者へ依頼すると便利です。
不動産を売却する方で、一番多く選ばれる選択肢です。
複数の業者へ相見積もりをとって、金額の相場、得意とする作業内容を確認し、業者を選定しましょう。
自分で処分していくよりも、コストはかかりますが、早く適切に処分してくれるので安心です。

補助金について

家財処分は、空き家の大きさ、処分する内容に違いはあれど費用がかかります。
自治体によっては、空き家の家財処分費用の補助金がでるところもあります。空き家バンクに登録するなどの要件がそれぞれありますが、利用できれば費用を押さえることができます。

まとめ

家財処分には、時間・労力・費用がかかります。いずれは空き家を売却、解体、あるいは活用する計画を立てる日がくるでしょう。
その計画が円滑に進むように、今のうちから少しずつ、上手に家財処分の検討をされてはいかがでしょうか。