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固定資産税が6倍になる?!特定空き家とは

2022年11月12日

               

カテゴリ: スタッフブログ

いつか売ろうとは思っているけど、重たい腰がなかなか上がらない。
そんな風に空き家を放置してしまっていませんか?
空き家を放置していると、「特定空家等」に指定される可能性があります。
特定空き家に指定されてしまうと、なんと固定資産税が6倍になってしまうかもしれません!

特定空家等とは?

空家対策特別措置法第2条2項では、次のいずれかに該当するものを「特定空家等」と定義しています。

① 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
② 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
③ 適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
④ その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にある空家等をいう

この特定空家に指定されてしまうと、固定資産税等の住宅用地の特例(住宅が建っている土地は固定資産税が最大1/6、都市計画税が最大1/3に軽減される)から除外されてしまうんです。
軽減されていたものがもとに戻るということですが、6倍にもなるとすると負担が増えることは間違いありません。

特定空家等に指定されることを回避するには、きちんと管理をすることが必要になります。
誰も住まない家なのに、定期的に管理をしなければならない。
自宅の近くならまだしも遠方にお住まいだとしたら、結局は負担になってしまいます。

「税金が軽減される特例」があるからと空き家を放置するよりも、ぜひ必要としている方にお渡しして活用する選択肢も考えてみてくださいね!