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【買取事例】築30年以上、事故物件で売れずに困っていたマンション

2022年4月22日

               

カテゴリ: スタッフブログ

相談しやすい不動産屋さんめぐみ不動産です。

本日は当社での買取事例をご紹介をさせていただきます。

こちらの物件は築年数30年以上経っているため、室内が建築当時の古い間取りで水回りも古い状態。
また大きな問題点として、自然死ではあるものの室内で居住者様がお亡くなりになっており売却が難しくなっていたマンションでした。
こちらの物件のように売れにくい物件には売れにくい原因がいくつか重なっていることが少なくありません。

ここからは最近多くある、売れにくい物件の原因と解決法をご紹介します。

【売れにくい原因① 築年数が古い】

1つめはやはり築年数が古く30年以上経っていること。
時代の移り変わりとともに、生活様式や家族構成なども変化していきます。
しかし、築年数が古い不動産は昔の生活様式に沿った間取りや内装となっているため、選ばれにくくなってしまうんです。

解決策としては、劣化したものを新しいものに買い替えたり
間取りを変えたりとお金をかけてリノベーションをすることです。
しかし売れるかどうかも分からないのに、数百万円というお金をかけることは決断と資金が必要になります。

また、個人の方だとどのようにリノベーションをすればいいのか、というノウハウがありません。
ただでさえ売れずに困っているのに、さらにリノベーションのための業者を探すなんて、手間も時間もかかり途方に暮れてしまいますよね。

【売れにくい原因② 室内で所有者がお亡くなりになっている】

2つめは、室内で居住者様がお亡くなりになっていること。
自殺や他殺といった事件性のある人の死が起きた不動産は、いわゆる事故物件となります。
事故物件には告知義務があり、売主は買主にこのことを伝える義務が生じます。
しかし、今回の物件は自然死ということでした。
事件性のある人の死とは異なり、自然死は必ずしも事故物件に該当するわけではありません。
状況によっては事故物件の扱いとなってしまう場合もあります。

これらのように売れにくい条件が重なっていた不動産でも、当社では積極的に買取をさせていただいてます。

所有者様からは、
「早期に売却が成立して良かった。
不動産業者さんに買い取ってもらうので売主の瑕疵担保責任も全くないというところも良かった。」
とのお声をいただきました。

不動産業者が買取をする場合には、個人の不動産取引と比べて素早く完了します。

瑕疵担保責任というのは、簡単に言うと瑕疵(傷や欠陥)のあるものを、売却した場合に売主が負う責任のことです。
売主様は物件の室内で自然死があったことをとても気にされていたようでした。

こうした瑕疵担保責任を負う可能性のある不動産でも、
直接不動産業者が買取る場合には売主の瑕疵担保責任が免除されるので、売主様に喜んでいただくことができました。
こうして買取をすることとなったマンション、めぐみ不動産でしっかりとリノベーションを施すことで生まれ変わらせることができています。

【リノベーションの手法① 大規模な間取り変更】

魅力的な不動産にするために、3DKと古臭い雰囲気を感じさせてしまう間取りを
2LDKへと変更しフルリノベーションを施工。

【リノベーションの手法② 収納多くデザイン性の高い物件に】

今の生活様式に合わせた導線を取り入れ、白と黒で統一した落ち着いたデザイン性の高さを実現。各室クローゼット完備。
各室ドアもオートクローズドアに変更など魅力のあるマンションとなりました。

Before


After

また、どこへ行くにも車が必要な静岡では、駐車場の有無はとても大事なポイントです。
買取と同時に隣地の駐車場2台を早期に契約。
相場より若干安い駐車料金、且つ2台を確保した上で売却活動を開始しました。

室内で所有者さまがお亡くなりになっていますが、医師から発行していただく死亡診断書を確認。
買主様が物件の状況を間違いなく確認できることで、不安を解消してもらえる不動産を提供することとしました。

【今回のマンション売却時のポイント】

①駐車場2台確保

②死亡診断書の手配

③大規模リノベーションで生まれ変わる

現代の生活様式となるような思い切ったリノベーション、そして不安を解消していただける材料をそろえたことで、売れずに困っていたマンションは新しい買主様が見つかりお引渡しすることができました。

築年数が古く何年も売れずに困っている、
不動産に何かしらの問題があり売れないのではないかと途方に暮れている。
そんな不動産でのお困りごとがあれば、お役に立てますのでぜひ一度ご相談くださいね。